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書籍紹介

論集
人種と民族を考える十二章
著者 | 吉田一穂 藤原 愛 横山孝一 編著 |
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「イギリス文学・文化」5編、「アメリカ文学・文化」5編、「言語教育」2編を収録。
判型・頁数 | A5判・ページ |
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定価 | 本体3,500円(本体)+税 |
ISBN | 978-4-7553-0449-1 |
目次
第一部 イギリス文学・文化
第一章 『オリヴァー・トゥイスト』
反ユダヤ主義とフェイギン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・吉田 一穂
第二章 「有益な移民」という神話
イングランドにおけるユグノー移民・・・・・・・・・・・・・・・・・・・閑田 朋子
第三章 クリスティナ・ロセッティとイタリア、 ギリシア、 トルコ・・・・・・・藤田 晃代
第四章 「喜びのない青ざめた言葉」ではなく
J・M・シングの戯曲 『西の国のプレイボーイ』 に見られる
言葉遣いの意義・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小林 佳寿
第五章 白い肌と灰色の肌
E・M・フォースター作「あのときの船」における身体性と人種主義・・・・・・髙坂 徳子
第二部 アメリカ文学・文化
第六章 『アンクル・トムの小屋』 と 『ハックルベリー・フィンの冒険』 にみる
黒人奴隷法とその史的展開・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・深谷 格
第七章 ジョン・スタインベックの生育環境および作品を通じて考える人種・民族・・・山内 圭
第八章 決して一人にはしない(“Never Alone”)
苦悶のキング牧師を支えたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・浅野 献一
第九章 ラフカディオ・ハーン 対 バジル・ホール・チェンバレン
人種差別の観点から見た実像・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・横山 孝一
第十章 『アメリカ人』概念の生成と変遷
「取り残された者たち」 としての 「貧乏白人」 の表象・・・・・・・・・・中垣 恒太郎
第三部 言語教育
第十一章 朝鮮語の歴史に及ぼした日本の言語政策・・・・・・・・・・・・・・伊藤 由起子
第十二章 外国語学習者も視点から見た「国家と言語」と「外国人」・・・・・・藤原 愛