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新刊
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『帰郷』についての10章
著者 | 渡 千鶴子 責任編集 |
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北脇 徳子・木梨 由利・筒井 香代子 編著
トマス・ハーディの名作『帰郷』を今日的な視点から読み直す10の試み。
研究者のみならず、大学生、大学院生が小説の読み方・論じ方の現状を知る上でも好適の論文集。
研究者のみならず、大学生、大学院生が小説の読み方・論じ方の現状を知る上でも好適の論文集。
目次
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・渡 千鶴子
第一章 荒野を歩くもう一人の女、 ヨーブライト夫人
―「帰郷」 における怒りのメタファー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・風間 末起子
第二章 『帰郷』 におけるヴェンの役割・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木梨 由利
第三章 エグドン・ヒースはわたしの王国
―クリムが示す悲劇性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・筒井 香代子
第四章 『帰郷』 に垣間見る性の多様性
―ユーステイシアとクリスチャンの場合・・・・・・・・・・・・・・・・・・渡 千鶴子
第五章 『帰郷』 におけるユーステイシア・ヴァイの怒りについて ・・・・・・・杉村 醇子
第六章 ユーステイシアと三人の男性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・北脇 徳子
第七章 『帰郷』 における村人の発言について
―ゴシップを中心に ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・橋本 史帆
第八章 手紙から読むエグドン・ヒースの世界・・・・・・・・・・・・・・・・・高橋 路子
第九章 悲劇、パストラルと一九世紀視覚文化
―『帰郷』 における大きなものと小さなもの・ ・・・・・・・・・・・・・・金子 幸男
第一〇章 ユーステイシアとボヴァリー夫人・・・・・・・・・・・・・・・・・・髙橋 和子
あとがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木梨 由利
責任編集 渡 千鶴子
元関西外国語大学教授
編著 北脇 徳子
京都精華大学名誉教授
編著 木梨 由利
金沢学院大学名誉教授
編著 筒井 香代子
大阪公立大学非常勤講師