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書籍紹介
論集
旅と文化
英米文学の視点から
著者 | 植月惠一郎・吉田一穂 編 |
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小山誠子・清水由布紀・杉本久美子・横山孝一・塚本美穂 著
シェイクスピア、ポー、ディケンズ、E.M.フォースター、現代のカリブ系作家ジュノ・ディアスの作品から「旅」を考える5論考、ヴィクトリア朝時代の旅行記などを参照に「日本の視覚的イメージの形成」を探る論考、ハーンの「古い日本発見の旅」についての論考の計七本の論考を集める。
判型・頁数 | 四六判上製・172頁 |
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定価 | 本体1,800円+税 |
ISBN | 978-4-7553-0411-8 |
出版年月 | 2018年4月 |
目次
まえがき...植月 惠一郎
『間違いの喜劇』をめぐる三つの「旅」... 小山 誠子
観光案内としての『ウィサヒコンの朝』とエコロジー ...植月 惠一郎
『リトル・ドリット』──エイミー・ドリットとグランド・ツアー...吉田 一穂
ヴィクトリア朝における日本の視覚的イメージ...清水 由布紀
ラフカディオ・ハーンの「古い日本」発見の旅 ──「ある保守主義者」とは誰か...横山 孝一
ガイドブック『アレクサンドリア』にみるE・M・フォースターの変化と思想の旅路...杉本 久美子
オスカーの死への旅 ──『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』からの考察...塚本 美穂
あとがき...吉田 一穂